最近では「スターウォーズ/フォースの覚醒」は作れるものは作り、撮影もデジタルでは無くフィルムで撮影するほどのアナログ仕様だったり
「ニード・フォー・スピード」も、極力CGは使わずに実写で撮影しております。
他にもいろいろと最近の映画は原点回帰としてフィルムに戻ったり、何でもCGに頼る事を止めようと言う流れが出て来てはいますが、架空の世界や、激しい映像などは実写では危険が伴ったりし、CGやミニチュアなどで撮影した方が得策だったりしますが、これから紹介する何点かはCGと思われがちですが、SFXだったというモノの紹介です。
ダークナイト・ライジング
クリストファー・ノーラン監督はIMAXフィルム(画面比1.44:1)と、35mmフィルムスコープ(画面比2.40:1)で、撮影し、本当はすべてのシーンをIMAXカメラで撮りたいものの費用などの理由から、チカラの入っているシーンにIMAXカメラが使われます。ダークナイトシリーズではその部分は大体実物で撮影したシーンになります。
スターウォーズ/フォースの覚醒
エピソード1などではグリーンバックのCGばかりでしたが、今回は始めに紹介したメイキング動画にあるように、殆どのセットを作成。BB-8は映画のスタッフでは作れずにCGにしようと言う流れになりましたが、R2-D2のレプリカを作るファンクラグのメンバーが「私なら作れる!」と、本当に作り、サークルから、実際の映画に参加した話は有名だったりします。
スピード
この時代は、綺麗に合成できるほどのCG技術はあまりないので、ほとんどの映像は実際に撮影しておりますが、高架道路を途切れさせるCGを作りましたが、肝心の影を消すのを忘れているのは映画のトリビアでよく出てきます。
007 スカイフォール
マトリックスもそうでしたが、屋根で戦う映画は実際に撮影しているモノが多いです。
ジュラシックパーク
本来はアニマトロニクスで全編撮影予定でしたが、デニス・ミューレンなどのILMスタッフがCGを作り打ち合わせの部屋のモニターにTレックスが歩くシーンをそっと流して見せて、半分のシーンをCG化する事を勝ち取り、それを受けてフィル・ティペットが「失業だ!」と叫んだのはジェフ・ゴールドブラムのセリフに採用されたり中々色々な裏話があります。
最新のジュラシックワールドでもアニマトロニクスが大活躍しているところが、スタン・ウィンストン工房など色々なメンバーとの関係性がうかがえます。
ダークナイト
こちらもライジングと同じで映像で分かります。
インセプション
こちらもクリストファー・ノーラン監督なので、映像が切り替わる部分が力を入れている所で分かりますが、実際に作られたグルグル回るセットなどは凄いの一言です。
動画🎬 10 Amazing Movie Effects That Did NOT Use CGI
こういう映像に興味がある人は、ぜひBDの特典映像などをご覧ください!
下手したら映画本編より面白いですからw
インセプションのメイキング映像も載せておきますね。
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